北の最前列の一番端に猿岩石の森脇が一人で見にきていた。奥津っちゃんは
1枚しか招待券あげなかったんだろうか、それとも有吉の方は女子は嫌いな
んだろうか?(少なくとも猪木のファンではあったはず)
第1試合 元川(IWA)、久住、能智 vs 矢樹、天野、本谷
まず元川が自分のテーマ曲で入場。次に久住のテーマで久住、能智が入場し
ようとすると元川がリング上から手拍子を要求。うーん、いいキャラクター
だ。一方の矢樹、天野、本谷は矢樹のテーマで一斉に入場、ボディチェック
が終わるやゴング前から元川に攻撃の的を絞って一部バルコニー客のヒート
を煽る。前回リキッドルームでは元川と組んでうまく良さを引き出した矢樹
だったが、今回は全然元川の技を受けず、逆にグラウンドで違いを見せつけ
るような動き。元川も関節技を好んで使うようだが、ことグラウンドの動き
では到底矢樹のレベルには追いつけない。さらに出ずっぱりで集中攻撃を浴
びたため、ちょっとスタミナをロス。雪崩式ブレーンバスターを狙って本谷
を担ぎ上げてコーナーに乗せようとしたがそのまま崩れてしまうという場面
も。矢樹も途中からは元川を相手コーナーに投げつけ、能智を呼び出す、と
いう一幕も。やはり久住と能智では元川を使い、かつ引き立てるということ
は無理なのか、それともちょっとした対抗意識でもあったのか。久住と本谷
の場面では相手の張り手、エルボーを機敏に交わす動き→本谷ヘッドバット
で場内が沸く。しかしこれを久住は強烈なエルボースマッシュで自分の方に
持っていく。久住もだんだん個性が確立されてきたな。天野が尾崎に弟子入
りして以来、あまり他の人と組むことはなかったわけだが、矢樹と天野のコ
ンビネーションは、矢樹のピンチを天野が絶妙のフライングラリアットで救
出するなどまずまず。矢樹は、と言えば通常の一本背負い→腕十字の流れは
もちろんのこと、相手のグラウンド技を切り返しての十字、さらには腕を取
ってコーナーに駆け登り、(まさかロープ渡り?)というような形からワキ
固め、といった動きまで、いろんな関節技の入り方のバリエーションを見せ
た。試合の方は20分前から元川と本谷の攻防に絞られる。他の4人はカッ
トまたはカットの妨害、場外戦。本谷がミサイルキックを浴びせて、さらに
トップロープに上がると元川がなかなか立ち上がってこない。ようやく立ち
上がった元川の顔面にカナロケット炸裂。これは決まった、と思ったが能智
がカウント2でセーヴ(だったと思うが、ひょっとしたら自分で返したかも)
しかし元川もまだ死んではいない。本谷のエビ固めを切り返す。その時自分
の目の前のフェンスに選手が飛んできた。衝撃音が聞こえた次の瞬間、リン
グ上では元川が変形のエビ固めで本谷をフォール。完璧に見逃した。バルコ
ニーの元川フリークからは元川コールが起こるが、熱戦の末のあっけない終
わり方に大半の客はちょっとあっけにとられた様子。20分22秒、元川が
JWPのリングで初勝利。
第2試合 コマンド・ボリショイvsエステル・モレノ
選手数が少ない今、エステルのように出るだけで沸かせてくれる助っ人は貴
重。しかも第1試合が目まぐるしいタッグだっただけに、スローなテンポの
シングルもまたいい。体力差に優るエステルはボリショイの攻撃を全く意に
介さない。逆エビではボリショイが全く動けない。エステルは超高速トペ・
コンヒーロも披露。日本語もポンポン飛び出し全くもってエステルの一方的
な試合、と思われたがエステルはケブラーダの際に着地を失敗し足首を負傷、
シューズの上からテーピングするという応急処置を施して試合は再開された
がかなり痛そう。ボリショイは当然のごとくヒザ十字などで負傷箇所を責め
たてる。このまま終わると後味悪いなあ、と思われたがエステルは果敢にム
ーンサルト3連発。これで終わるかと思いきやボリショイはこれを2で返す。
逆に雪崩式裏投げ2発でボリショイがあわや、の場面も。結局19分55秒、
エステルがほとんどパワーボムな雪崩式回転エビから雪崩式ジャーマンでこ
の試合を制した。結局エステルのケガにより試合が互角になった形。
第3試合「グラッジ・マッチ前編」
尾崎魔弓vsプラム麻里子
今日のセミとメインはそのまま26日の大田区でも再戦が決まっている。プ
ラムは入場してくる尾崎を花道で急襲。尾崎はガウンを着たまま試合開始。
プラムの勢いも長くは続かず、尾崎がパワーボム、裏拳で圧倒。プラムの動
きもなんだか鈍くなって、やはり、という気も起きたが、今日のプラムはこ
こから粘った。ビクトル投げ、雪崩式フランケンシュタイナー(1度目は切
り返されたが2度目は成功)そしてウラカン・ラナでは2カウント。しかし
2発目を尾崎は受け止めるや、逆エビ固め。16分4秒、プラムは無念のギ
ブアップ。
休憩時間、ロビーに出ると堺屋太一が今の試合がよほど気に入ったのか、ほ
ろ酔いごキゲン状態で矢樹、奥津ら売店娘に声を掛けて回っていた。
休憩明けのインフォメーションコーナーでは尾崎と天野がOZアカデミー主
在興行の告知。尾崎の口からは「4人だけでやりますから。」天野は「尾崎
さんに対する不信感がどうのこうのとマスコミに書かれてますが、尾崎さん
とのシングルマッチで答えを出します。」と。すると4試合を4人でやる?
尾崎も2戦以上やるのか?通常のインフォメはビデオの題名付けコンテスト
の表彰も兼ねて矢樹が。
第4試合 「The Road to OHTA」
ダイナマイト関西&キューティー鈴木vsデビル雅美&福岡晶
そしてメインはこれも2連戦の緒戦である関西・キューティーvsデビル・福
岡のタッグマッチ。今日はノンタイトル。デビル&福岡は意識的に合体攻撃、
時間差攻撃を多用、キューティーに的を絞ればイケるんじゃないか、とさえ
思わせた。さらに関西に対しても福岡のライダーキックはあわや3。その後
のムーンサルトフットスタンプは交わしたが、関西は大ダメージ。ところが
ここでキューティーがうまい動き。福岡をコーナーに連れていくと、待って
いるのは関西の顔面キック。デビルに対してもドラゴンスープレックス。ダ
イビングニーを狙ってコーナーに登ったところを釘付けされるや関西を呼び
込み、やっぱり顔面キック。そして関西と合体の通天閣スペシャル。またド
ラゴン。ダイビングニーをはさんで3発目のドラゴン。これで3カウント。
時間は23分10秒。まさかデビルが取られるとは。しかし、これで26日
は福岡ががんばんなきゃいけない、ということだ。今日福岡が取られてたら
26日にもう1回やる意味もなくなってたとこだったからまだいいだろう。
しかし大田区で勝てるか、といえばかなり難しいよなあ。鍵はやっぱりキュ
ーティーだ。