時間切れ引き分けの試合が2試合続きました。MLに上げた文章を掲載しておきます。
時間を短くして試合の密度を上げるという意味では、GAEAが行なったトーナメントの10分1本勝負は大成功だったと思っています。引き分けだった場合は両者失格というルールでしたので、本当にスリルがありました。「攻防を見せるプロレス」という要素はある意味欠けていましたが、「いつ決まるか判らない」「ダラダラした試合展開にならない」という意味では、観ていてとても面白かったです。余談ですが、シュガー戦を引き分けに持ち込んだ広田が、控室に帰ってきて「よっしゃー!」と吠えたのは、シュガーを失格に追い込んだわけですから、彼女にとっては勝ったも同然という意味からですね。
で、現在のアルシオンの15分1本勝負ですが、どうなんでしょう? 確かに、選手達は10分過ぎるとかなりスタミナが落ちてきて、集中して試合を行なっているというのは見て取れます。30分や60分を戦ってきていた選手達ですから、只端に空白期間があったがためのスタミナ不足とは思いたくはありません。しかし、内容は普通のプロレスなんですね。GAEAのトーナメントの時のような、最初から「殺るか、殺られるか」という雰囲気が何もない。アルシオンが試合時間を短く設定したので、私はこういう試合展開を想像していたのですが、現段階では全く見て取れません。今度のアルシオンのトーナメントは、アジャの一声で全試合無制限1本勝負にするということですが、これもなんだかなと。団体として「シングルは15分1本勝負、タッグは30分1本勝負」と公言した以上、「完全決着を付けるために時間を無制限にする」というのではなく「15分内でいかに決着を付けるか」を選手自身が考えた方がいいのではないかと私は思います。このまま、15分1本勝負で引き分けの試合が続くようでしたら、厳しい言い方になりますが選手達に15分勝負の組立てができないわけですから、試合時間を延ばすしかないのでしょうね。
Special Thanks to